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フィリピンの電子海図


フィリピンの電子海図は、CGSD(Coast and Geodetic Survey Department)によって刊行されています。2006年5月現在、12セルが販売され、半年に1回程度刊行される電子水路通報により、電子海図の最新維持が行われています。CDSD で販売されている航海用電子海図は S-63 による暗号化は行われていませんが、ディストリビュータで販売される時に、暗号化されています。


1. 刊行セル
 2006年5月時点で以下の12セルが刊行されています。

セル名 海域名(英語) 海域名(日本語) 編集縮尺 航海目的 刊行年月 UPDN
PH2NLZ40 Northern Luzon ルソン島北部 800,000 General 2003年12月 3 表示例
PH2CVZ40 Central Visayas 中央ビサヤ 800,000 General 2004年6月 2 表示例
PH2CMN40 Central Mindanao 中央ミンダナオ 800,000 General 2004年6月 3 表示例
PH2SSA40 Sulu Sea Area スールー海 800,000 General 2004年6月 2 表示例
PH4MCT40 Manila to Cavite マニラ港至カビテ 30,000 Approach 2003年12月 4 表示例
PH4SBY40 Subic Bay スービック湾 30,000 Approach 2005年1月 1 表示例
PH4CBA40 Cebu Approach セブ港付近 30,000 Approach 2005年6月 1 表示例
PH4BTS40 Batangas Bay バタンガス湾 50,000 Approach 2005年10月 0 表示例
PH5MNL40 Manila Harbor マニラ港 10,000 Harbor 2003年12月 4 表示例
PH5CBH40 Cebu Harbor セブ港 10,000 Harbor 2005年3月 0 表示例
PH5SBH40 Port Olongapo and Vicinity オロンガポ付近 15,000 Harbor 2004年12月 1 表示例
PH5BTG40 Batangas Harbor バタンガス港 15,000 Harbor 2004年12月 1 表示例
 表示例は、SeeMyDENC によるスクリーンショットです。SCAMINの関係で、水深が表示されているものと、されていないものがあります。


2. 表示例



3. 航海用電子海図の品質
 元データは、紙海図をデジタイズし、測地系変換を行った後、最新情報を追加・編集したものです。
・データリミットやマスクなどの処理が丁寧に施されていて、非常に見やすい。
・SCAMIN が適切に付与され、任意の縮尺で表示しても、実用に十分耐えられる。
・陸上のデータも適切に入力されている。
・セル単位で販売されている。
・紙海図を意識したセルの作りになっているので、親しみやすい。
などの特徴があります。品質は世界水準です。

4. UKHO が刊行する航海用電子海図
 UKHO はフィリピンの NAMRIA と契約し、様々なデータを編纂して航海用電子海図を刊行しています。



 このスクリーンショットは、マニラ湾の航海用電子海図です。フィリピンには、170図以上の海図がありますが、これを UKHO で統一した縮尺に編集しなおし、また、測地系の変換を行い、アップデートを加えて刊行している様です。


5. ご購入に関して
 これらの航海用電子海図のご購入は こちら




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