ECS の比較(拡大・縮小と縮尺)
拡大・縮小
1. ORCA Navy
ORCA Navy では、拡大・縮小は画面左上の上下の矢印で行います。矢印の中央に表示されているのは、表示のレンジです。これをクリックするとレンジの一覧が表示され、指定したレンジで電子海図を表示します。
IHO S-65 によれば、電子海図の縮尺はレーダーの標準的なレンジで決まります。ORCA Navy も同様に、レーダーの標準的なレンジを基準とした表示を行います。縮尺や倍率を指定して、拡大・縮小する事はできません。
2. AlphaMap Pro
一方、AlpmaMap Pro では、基本的に、拡大・縮小は現在表示している縮尺と相対的に行います。
ツールバーには、+、-、1/10、1/5、1/2、*2、*5、*10 の拡大・縮小をするアイコンがあります。特に、+、- は、それぞれ 10%
拡大、10% 縮小を行うもので、縮尺の微調整ができます。
3. Chart Rescue
Chart Rescue では、拡大縮小は左上の縮尺選択、または、+、- アイコンで行います。
+ アイコンは倍に拡大、- アイコンは半分に縮小なのですが、思ったとおりの範囲を表示するのは、これだけでは困難な場合があります。この時は、適当に縮小した後、範囲を指定して拡大すれば良いでしょう。
縮尺
1. ORCA Navy
少し不便ですが、Pick Report を表示すれば、現在の縮尺が表示されます。
ORCA Navy では、最初の起動時にモニタの大きさを入力します。
モニタの大きさと画面の解像度から、縮尺をまじめに計算しています。
2. AlphaMap Pro
画面の左下のステータスバーの中に、マゼンタ色で現在の縮尺が表示されます。黒の縮尺表示は、現在使用している電子海図の編集縮尺です。
3. Chart Rescue
画面の左上に現在の縮尺が表示されます。
さて、上の拡大・縮小の例で示した画面は、概ね同じ範囲を表示しています。モニタは同じなので、縮尺も概ね同じはずです。
|
表示画面南端 |
表示画面北端 |
南端北端差 |
表示画面高 |
縮尺 |
ECS での表示 |
| ORCA Navy |
37度47.692分 |
37度50.687分 |
約 5,550 m |
298 mm |
約 1/18,620 |
1/18,548 |
| AlphaMap Pro |
37度47.6201分 |
37度50.5471分 |
約 5,420 m |
297 mm |
約 1/18,250 |
1/16,529 |
| Chart Rescue |
37度47分39.4秒 |
37度50分31.7秒 |
約 5,320 m |
286 mm |
約 1/18,600 |
1/25,000 |
ORCA Navy は、計算した縮尺と表示される縮尺が殆ど同じです。AlphaMap Pro は、まあまあ同じ。Chart Rescue では、実際には約
1/18,600 で電子海図を画面に表示しているにも関わらず、画面上での縮尺の表示は 1/25,000 です。かなり違うので注意が必要です。